午後のプログラムは、「シェルターづくり」と「貝と流木のクラフト」です。
「シェルターづくり」では、自然の家の先生から、14年前の震災で当時の自然の家がすべて流失したことや、屋上でSOSを作り救助を待ったことなどの説明を受け、限られた材料で必要なものを工夫することの大切さをお話しいただきました。かた結びと自在結びの2つのロープワークを学んだ後、シェルターづくりに取り掛かりました。各班が使える材料は、竹の棒2本、人数分の短いロープ、ビニールシート、そして6本のペグです。正解があるわけではない問題に対して、グループで協力して解決するため、地形や周囲のものをうまく使ったり、役割分担をしたりしながら、試行錯誤を繰り返していました。風が吹く中で苦労もありましたが、完成した時の喜びはひとしおだったようです。みんなで中に入って、水筒の飲み物を飲んでみるなど、シェルターの温かさや達成感を感じたようでした。










「貝と流木のクラフト」では、自分たちが拾ってきた材料を組み合わせて板に固定し、世界で一つだけの作品を作ります。拾ってきた材料をもう一度吟味したり、その置き方や数にこだわったりしながら、ホットボンドを使って取り付けていきました。固定に苦労することも多かったようですが、友達を手伝う姿がたくさん見られた時間でした。








松島も日が落ちて、空には半月に近い月がのぼりました。夕食の後は、キャンプファイヤーです。1日目夜の様子は、明日朝のブログで紹介したいと思います。
