10月のつくし学年

 10月1日に仙台市科学館と仙台市博物館へ遠足に出かけました。朝からあいにくの空模様
でしたが、子どもたちは元気いっぱい。「今日はどんなことがわかるかな」と楽しみにしな
がら出発しました。
 最初に訪れたのは仙台市科学館です。館内では、科学の不思議を体験できる展示に夢中に
なって取り組む姿が見られました。空気の力や電気の性質を実際に試したり、恐竜の模型を
観察したりしながら、「すごい!」「こうやって動くんだ!」と驚きの声があがりました。
グループで協力しながら見学を進めるうちに、理科の学びとつながる発見もたくさんあった
ようです。お昼の時間は、残念ながら雨のためバスの中でのお弁当になりました。それでも子どもた
ちは、「バスの中で食べるのも特別だね!」と楽しそうに笑い合いながら、おうちの方が用
意してくださったお弁当をおいしそうに頬ばっていました。


 午後は仙台市博物館を見学しました。伊達政宗公の甲冑や昔の仙台の街並みの模型を見て、
「社会の勉強で見たやつだ!」と興味津々。昔のくらしや仙台の歴史について、実物を見
ながら学ぶことで、教科書では感じられない発見がたくさんありました。
 一日を通して、子どもたちは「見て・触れて・考える」体験を通して、科学や歴史への関
心をいっそう深めることができました。帰りのバスでは「また行きたいね」「家の人にも教
えてあげたい!」と満足そうな声が聞かれました。
 これからの学習でも、今回の体験を生かしながら、身近な自然や地域の歴史に目を向けて
いけるようにしていきたいと思います。